品種詳細
えんれいのそら
「えんれいのそら」は、北陸地域の主力品種「エンレイ」に難裂莢性を導入した品種であり、収量損失が少なく実質的に増収する。それ以外の生態・形態的特性および品質特性は「エンレイ」とほぼ同じであるが、成熟期がやや遅い。
主要特性
- 「えんれいのそら」は、北海道品種「ハヤヒカリ」に由来する難裂莢性遺伝子を、DNAマーカーで選抜しながら「エンレイ」に5回戻し交雑した後代から開発された品種である。
- 「エンレイ」と比べて、成熟期はやや遅く、粒大はやや大きく、しわ粒の発生がやや少ない。それ以外の生育特性、品質特性および加工適性は「エンレイ」とほぼ同じである。
- 裂莢性は"難"であり、室内での加熱試験による裂莢は「エンレイ」に比べて明らかに少ない。
- 現地試験におけるコンバイン収穫では、自然裂莢および機械収穫時の脱粒による収量損失が「エンレイ」に比べて、それぞれ5%程度少ない。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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30646 (2015年11月27日) |
2016年7月27日 | 27245 (2019年2月12日) |
25年 (満了日:2044年2月12日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
エンレイ6///サチユタカ3/ハヤヒカリ | 関東121号 |