品種詳細

寒冷地の主力大麦品種「ファイバースノウ」とほぼ同じ熟期の六条大麦で、六条種としては大粒で粒が軟質でウイスキーや焼酎の原料として活用できます。

主要特性

• 1.育成地(新潟県上越市)での出穂期、成熟期は、「ファイバースノウ」とほぼ同じです。
• 2.稈長は「ファイバースノウ」と同等、穂数はともに「ファイバースノウ」並か僅かに少ない程度です。
• 3.育成地での収量は「ファイバースノウ」に比べて標肥栽培で7%程度劣ります。
• 4.千粒重は「ファイバースノウ」よりも3～4g程度大きく、搗精歩留りや搗精時間、硝子率は「ファイバースノウ」と同等の軟質大麦です。βグルカン含量も「ファイバースノウ」並です。
• 5.耐倒伏性は強く、うどんこ病に極強、縞萎縮病には中程度の抵抗性を示します。穂発芽性は中程度で「ファイバースノウ」並です。

栽培適地

北陸、東北南部