品種詳細
しまのうしえ
「しまのうしえ」は奄美以南地域向けの飼料用サトウキビ品種です。奄美以南地域の栽培で問題になる黒穂病に強い抵抗性を示します。また、台風や干ばつなどの気象災害にも強いため、安定的に高い乾物収量が得られます。
主要特性
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「しまのうしえ」の年間乾物収量は既存品種「KRFo93-1」と同程度で、ローズグラスの約2倍の高い収量が得られます。
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黒穂病抵抗性は「NiF8」と同程度の"強"です。
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栄養価を示すIVDMD(インビトロ乾物分解率)は「KRFo93-1」と同程度です。子牛や乳牛への給与も可能ですが、特に、繁殖雌牛の粗飼料としての利用に適します。
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奄美以南地域での栽培を推奨します(種子島以北ではKRFo93-1の栽培を推奨します)。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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25824 (2011年4月14日) |
2011年7月26日 | 24576 (2015年10月29日) |
25年 (満了日:2040年10月29日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
KRSp93-26/NiF8 | KR98-1003 |