品種詳細

いちご中間母本農2号

この品種は、育成者保有の育成系統に「Dover」を交配して育成されたものです。
果実は円錘形でやや大きく、果皮の色が鮮赤で炭そ病抵抗性が強い中間母本品種です。草姿は中間、草勢は中、草丈はやや高、分げつの多少は多です。ランナー数は中、葉色は濃緑、葉の形状は平面、小葉の大きさはやや小、葉数はやや多、葉柄の太さはやや細です。果皮の色は鮮赤、果形は円錘、果実の大きさはやや大、果肉色は橙赤、果心の色は淡赤、果実の光沢はやや鈍です。花の大きさは中、花弁の色は白、花房当たり花数はやや少、花柄の太さは中、花柄長はやや短です。
果実の硬さは硬、無種子帯はほとんど無、そう果の落込みは落込み中、そう果数は中、果実の香りはやや少です。季性は一季成、開花始期及び成熟期は晩、開花位置は葉と同水準、花粉の耐高温性は中、休眠性はやや長、可溶性固形物含量は低、酸度、日持ち及び輸送性は中、炭そ病抵抗性は強です。
「とよのか」と比較して、小葉が小さいこと、成熟期が晩いこと、炭そ病抵抗性が強いこと等で区別性が認められる。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
14911
(2002年8月 1日)
2002年12月16日 13757
(2006年2月27日)
25年
(満了日:2031年2月27日)
交配組み合わせ 旧系統名