品種詳細

とまと中間母本農11号

「とまと中間母本農11号」は非心止まり性で短節間性を有する。果実は大きく、完熟果色は桃色であり、短節間性を有するトマト品種の育成に利用できる。

主要特性

  •  「とまと中間母本農11号」は、短節間性を有し完熟果色が赤色で心止まり性の「盛岡7号」と市販品種「桃太郎8」とのF1の自殖後代に「桃太郎8」を戻し交雑し、その自殖後代から選抜された非心止まり性の系統である。 
  • 「とまと中間母本農11号」は節間長が「桃太郎8」よりも短く、安定して短節間性を示す。そのため、高さ約180cmで摘心して栽培すると収穫可能な果房段数が約2段多い。
  •  「とまと中間母本農11号」と普通節間の「とまと中間母本農9号」を用いて第6果房位置(子葉着生部から第6果房着生部までの長さ)を指標とした遺伝解析の結果、短節間性は不完全優性に遺伝すると推定される。 
  • 「とまと中間母本農11号」の果実は大きく、完熟果色は桃色である。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
20109
(2006年8月22日)
2006年11月17日 19407
(2010年3月17日)
25年
(満了日:2035年3月17日)
交配組み合わせ 旧系統名
トマト安濃10号