品種詳細

きよら

「きよら」は、熟期が"中生の早"に属し、すす紋病抵抗性が極強で、初期生育に優れる。収量性や耐倒伏性は、同熟期の普及品種「ブリザック」と同程度である。

主要特性

  • 「きよら」は、Ho112×Ho100の単交雑一代雑種である。
  • 熟期は"中生の早"に属する。「ブリザック」に比べ、絹糸抽出期は同日で、収穫時の乾物率はやや高い。
  • 発芽期は「ブリザック」より1日早く、初期生育は「ブリザック」より優れる。
  • 耐倒伏性は「ブリザック」並である。
  • 稈長は「ブリザック」よりやや低く、着雌穂高は「ブリザック」並である。
  • 乾物総重、TDN収量および乾雌穂重割合は、いずれも「ブリザック」並である。
  • すす紋病抵抗性は"極強"で、抵抗性の基準品種「キタユタカ」より強く「ブリザック」よりやや強い。
  • 耐冷性は"やや強"~"強"で、"強"の「ぱぴりか」に比べてやや弱いが「ブリザック」よりやや強い。
出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
26312
(2011年9月14日)
2012年1月13日 23012
(2014年2月12日)
25年
(満了日:2039年2月12日)
交配組み合わせ 旧系統名
Ho112 / Ho100 北交70号