平成28年熊本地震農業被害からの復旧・復興のための参考技術情報

「みはや」の早期成園化と高品質果実安定生産技術

  • 地震でカンキツ園の樹がダメージを受け樹の更新が必要な場合、「みはや」は11月下旬に成熟期を迎える早生品種として有望です。
  • 多くが種なしとなり、皮もむきやすく、赤く滑らかな外観は見栄え抜群で、食味・芳香もよいなど、極めて高い商品性を持ちます。
  • 集約的な苗管理で早期の主枝・亜主枝の骨格が完成した3年生の大苗を定植することにより、早期成園化が可能です。
  • 定植後は主枝を適正に誘引して枝葉の発生を促し、樹冠の拡大を図り、定植3年目で初結実、4年目で成園化できます。
  • 農食事業「みはや栽培確立」では熊本県も参画して栽培マニュアルを公表しています。

参考文献
1)「みはや」栽培マニュアル-早期成園化と高品質果実安定生産-
2)種苗の入手情報(キーワード検索欄に品種名をご入力下さい)

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