なろりん、アーティストにあこがれるの巻
お天気: くもり
こんにちは なろりんです♪
気の向くままに全国にある農研機構の研究センターや研究部門を巡って紹介しています。
40回目のなろりんリポート、略して「なろリポ」です。
今回は、番外編♪
前回のなろりんブログ39「なろりん、光るカイコに会いに行く!の巻」で登場した、生物機能利用研究部門の「遺伝子組み換えカイコ」の光る絹糸を使ったアート作品を展開しているスプツニ子!さんが、農研機構に来てくれました。その様子をリポートします。
スプツニ子!さんは、リケジョでアーティスト。
現在、マサチューセッツ工科大学のメディアラボの助教をしているんだって。
なんだかすごいな!なろりん抱っこしてもらってちょっとドキドキ!
アーティストの長谷川愛さんも一緒♪
今回、3名の農研機構の女性研究者さんが、研究成果を紹介しました!
まずはじめに、野菜花き研究部門の研究者さんが、「フラワーアレンジメントによる脳機能障害の改善」について紹介したよ。
フラワーアレンジメント作業をすることで、病気や事故などで脳に障害を持った方の、脳機能が改善することが分かったんだって!
だれでも簡単にお花を活けることができるように、●や▲の印がついたお花を刺す吸水スポンジも作っていて、実際に活けてみせてくれたよ。
あっという間にすてきなフラワーアレンジメントが完成!
これならなろりんにもできそう♪
このスポンジは、今後どんどん市場にでていく予定なんだって!
これからもっと沢山の方のリハビリのお役に立てるといいね♪
それから次に、食品研究部門の研究者さんが「甘味受容体の構造を考慮した甘味の評価」について紹介したよ。
砂糖や甘味料がパックマンみたいな受容体にパクッとはまると、甘いと感じるんだって。
一部の低カロリー甘味料では、受容体の違う部分にくっつくことがあって、うまく組み合わせると甘みがパワーアップするので、少ない量でも甘いと感じるかもしれないんだって!
甘味受容体を導入した人工的に育てた細胞が、光って甘さを知らせてくれるから、どんな組み合わせがいいか試験しているそうだよ。
あまーいけど低カロリーだなんて、なろりんもダイエットにうれしい??
次に、果樹茶業研究部門の研究者さんが、果樹茶業研究部門で開発した品種を紹介したよ。
果肉も赤いリンゴの「ルビースイート」や、梅酒や梅ジュースがきれいな紅色になる「露茜(つゆあかね)」。色で選ぶなんてステキだよね!
それから、高級感あるマスカットの香りがあって皮ごと食べられるブドウ「シャインマスカット」や、渋皮が簡単にぽろっと剥ける「ぽろたん」。どちらも手軽に食べられてうれしいね!
なろりんも、聞いていたらぜ~んぶ食べてみたくなっちゃった!
ダイエットは明日からにしようっと。
そのほかに、「食と農の科学館」内のパネルを見て回ったよ。
スプツニ子!さん、じっくりパネルを見てくれていたよ!
気になる研究はありましたか~?
見学のあとは、お二人を囲んで座談会♪
農研機構で取り組んでいる研究のこともっと色々知りたい、また来たい。と言ってくれたよ♪とってもうれしいなぁ~。
農研機構の育成品種も試食してもらったよ!
ちょうど今が旬のシャインマスカットに、露茜のウメシロップジュース。
べにはるかの焼き芋のお味はどうかな?
なろりんも抱っこしてもらちゃった♪
最後にみんなで記念写真!
またぜひ遊びに来てね~~♪
スプツニ子!さんがいる、マサチューセッツ工科大学のメディアラボでは、さまざまな背景の研究者が必要と思っているから、女性の研究員はまだまだ少ないけど、これからどんどん増えていくと思う!と言っていたよ。
世界のあちらこちらで男女共同参画が進んでいくとステキだなぁ、と思ったなろりんなのでした。
スプツニ子!さんの公式サイトは、こちら。
生物機能利用研究部門の「遺伝子組み換えカイコ」の光る絹糸を使ったアート作品「運命の赤い糸をつむぐ蚕 - タマキの恋」(動画)には、農研機構の研究者もチラッと出演しているのを、なろりん見つけちゃった!
チェックしてみてね♪
次はどこの研究センターへいこうかな。