おむすびなろりんの丘タイトル

なろりん、アーティストにあこがれるの巻

訪ねた日: 2016年8月26日
お天気: くもり

こんにちは なろりんです♪

気の向くままに全国にある農研機構の研究センターや研究部門を巡って紹介しています。

40回目のなろりんリポート、略して「なろリポ」です。

 

今回は、番外編♪

前回のなろりんブログ39「なろりん、光るカイコに会いに行く!の巻」で登場した、生物機能利用研究部門の「遺伝子組み換えカイコ」の光る絹糸を使ったアート作品を展開しているスプツニ子!さんが、農研機構に来てくれました。その様子をリポートします。

 

スプツニ子!さんは、リケジョでアーティスト。
現在、マサチューセッツ工科大学のメディアラボの助教をしているんだって。

なんだかすごいな!なろりん抱っこしてもらってちょっとドキドキ!
アーティストの長谷川愛さんも一緒♪

 

今回、3名の農研機構の女性研究者さんが、研究成果を紹介しました!

まずはじめに、野菜花き研究部門の研究者さんが、「フラワーアレンジメントによる脳機能障害の改善」について紹介したよ。

フラワーアレンジメント作業をすることで、病気や事故などで脳に障害を持った方の、脳機能が改善することが分かったんだって!

 

だれでも簡単にお花を活けることができるように、●や▲の印がついたお花を刺す吸水スポンジも作っていて、実際に活けてみせてくれたよ。

あっという間にすてきなフラワーアレンジメントが完成!

これならなろりんにもできそう♪

 

このスポンジは、今後どんどん市場にでていく予定なんだって!

これからもっと沢山の方のリハビリのお役に立てるといいね♪

 

それから次に、食品研究部門の研究者さんが「甘味受容体の構造を考慮した甘味の評価」について紹介したよ。

砂糖や甘味料がパックマンみたいな受容体にパクッとはまると、甘いと感じるんだって。

一部の低カロリー甘味料では、受容体の違う部分にくっつくことがあって、うまく組み合わせると甘みがパワーアップするので、少ない量でも甘いと感じるかもしれないんだって!

 

甘味受容体を導入した人工的に育てた細胞が、光って甘さを知らせてくれるから、どんな組み合わせがいいか試験しているそうだよ。

あまーいけど低カロリーだなんて、なろりんもダイエットにうれしい??

 

次に、果樹茶業研究部門の研究者さんが、果樹茶業研究部門で開発した品種を紹介したよ。

果肉も赤いリンゴの「ルビースイート」や、梅酒や梅ジュースがきれいな紅色になる「露茜(つゆあかね)」。色で選ぶなんてステキだよね!

それから、高級感あるマスカットの香りがあって皮ごと食べられるブドウ「シャインマスカット」や、渋皮が簡単にぽろっと剥ける「ぽろたん」。どちらも手軽に食べられてうれしいね!

 

なろりんも、聞いていたらぜ~んぶ食べてみたくなっちゃった!

ダイエットは明日からにしようっと。

 

そのほかに、「食と農の科学館」内のパネルを見て回ったよ。

スプツニ子!さん、じっくりパネルを見てくれていたよ!

気になる研究はありましたか~?

見学のあとは、お二人を囲んで座談会♪

農研機構で取り組んでいる研究のこともっと色々知りたい、また来たい。と言ってくれたよ♪とってもうれしいなぁ~。

 

農研機構の育成品種も試食してもらったよ!

ちょうど今が旬のシャインマスカットに、露茜のウメシロップジュース。

べにはるかの焼き芋のお味はどうかな?

なろりんも抱っこしてもらちゃった♪

 

最後にみんなで記念写真!

またぜひ遊びに来てね~~♪

 

スプツニ子!さんがいる、マサチューセッツ工科大学のメディアラボでは、さまざまな背景の研究者が必要と思っているから、女性の研究員はまだまだ少ないけど、これからどんどん増えていくと思う!と言っていたよ。

 

世界のあちらこちらで男女共同参画が進んでいくとステキだなぁ、と思ったなろりんなのでした。

 

スプツニ子!さんの公式サイトは、こちら

生物機能利用研究部門の「遺伝子組み換えカイコ」の光る絹糸を使ったアート作品「運命の赤い糸をつむぐ蚕 - タマキの恋」(動画)には、農研機構の研究者もチラッと出演しているのを、なろりん見つけちゃった!

チェックしてみてね♪

 

次はどこの研究センターへいこうかな。