おむすびなろりんの丘タイトル

なろりん、ファンディングエージェンシーへ行くの巻

訪ねた日: 2018年12月13日
お天気: くもり

こんにちは なろりんです♪
気の向くままに全国にある農研機構の研究センターを巡って紹介しています。
72回目のなろりんリポート、略して「なろリポ」です。

今回訪れたのは、神奈川県川崎市にある「生物系特定産業技術研究支援センター」です。略称を「生研支援センター」といいます。

平成30年10月にさいたま市から川崎市に引っ越してきたばかりで、できたてホヤホヤの新しいオフィスにおじゃましました!
ビルの16階にあって、おそらく農研機構で地面から一番高いところにあるオフィス!

オフィスから見える風景となろりんの写真

眺めが最高!

入り口のドアを開けたら、かっこいいエントランスが!

受付に座るなろりんの写真

ちょうどなろりんの分空いてたよ♪

中に入ると、広いお部屋にビックリ!
ひとつのフロアにセンターの全職員が集まってお仕事しているんだって。
そんな職場は農研機構ではここだけかも!?
なろりんが手を振ったら、遠くの方からも手を振ってくれたよ♪

フロアの皆さんにご挨拶をするなろりんの写真

こんにちは~! なろりんです♪

所長さんの席も同じフロアに。パーティションで区切られているだけ。
みんなの距離間が近いね!

所長さんにだっこしてもらったよ♪

こちらのセンターは農研機構の中でもちょっと特殊。
農林水産分野でイノベーションを起こすような優れた研究課題に資金を提供する形で支援をしているよ。このような機関を、FA;「ファンディングエージェンシー」って言うんだって。

研究課題の審査は外部の専門家がおこない、採択課題を実質的に決定するのは農林水産省。
生研支援センターは公募、採択された研究計画を詳しく調査したり、課題の推進管理を任されているよ。

平成30年も約300課題の応募があり、たくさんの数の書類が届くので、データや書類の管理をしっかりして情報が漏れないよう気をつけているのだそう。

選ばれた研究課題の進行管理を任されているのは、生研支援センターにいる「研究リーダー」と呼ばれる人たち。
「研究リーダー」は、長く研究に携わってきた人たちで、その分野のエキスパート。
課題を実施している研究者とこまめにやりとりをして研究の進行をサポートしているんだって。

年度初めは前年度の実績報告が提出されるので、その取りまとめに追われて4月は大忙し!

事務職と研究職のみんなで連携をとりながら研究課題がきちんと進むように管理しているんだね。
来年度から応募に当たって目標を明確にする、社会実装を明確にした研究計画を作ってもらう、目標実現に向けたロードマップも作ってもらうことにしているんだって。

課長さんの話をきくなろりんの写真

事業内容について教えてくれたイノベーション創出課長さん

次に、生研支援センターの普及活動について教えてもらったよ。
川崎に引っ越してきたことで、アクセスが良くなり、相談しに来てもらいやすいのではないかと期待しているのだそう。

たくさんの方に「生研支援センター」の活動を知ってもらおうと開催したのが、11月に開催した「生研支援センターフォーラムin KAWASAKI」。

会議の看板となろりん

なろりんもおじゃましました♪

ポスター展示コーナーでは農研機構のことや研究成果について紹介していたよ!

農研機構紹介パネルの写真
農研機構の研究紹介パネルが3枚並んでいる写真

川崎に移転してから新しく始めた「応募前研修」は、応募しようとしている人たちに研究の計画を立てる時に気をつけて欲しいことを知ってもらって、社会に役立つ、より良い課題を応募してもらえるよう開催したのだそう。連携・企画チーム長さんに説明してもらったよ。
とっても反響が大きくて、参加希望の研究者がたくさんいて予定した会場に入りきらなかったから、広い場所に変更したけどそれでも満杯になったほど。すごいね!

新しい場所で新しいことにチャレンジしているんだね!

連携・企画チーム長の話をきくなろりんの様子

ふむふむ

次に、広報のお仕事について教えてもらったよ。 月に2回メールマガジンを発行していて、研究資金に関する情報や関連イベントなどの情報を発信中! 生研センターを身近に感じてくれたり、メールマガジンが届くのを楽しみにしてもらえるように頑張っているんだって。
担当は新人のチーム員さん。
毎回考えるのが大変だって話していた編集後記もチェックしてね♪
ただいま会員を募集中です! 詳しくはこちらを見てね。
http://www.naro.affrc.go.jp/laboratory/brain/mail_maga/index.html

広報担当者となろりんの写真

なろりんも登録しようっと♪

生研支援センターには、介護や子育てなど時間に制限のある働き方をしている方、障がいを持った方、定年後の第2の人生で活躍している方など、さまざまな働き方をしている方もたくさんいて、一緒にお仕事しているよ。まさにダイバーシティな職場!
それぞれみんなが働きやすい職場づくりが大切なんだって。

総務課長さんとなろりんの写真

総務課長さんありがとうございました♪

ワンフロアに全職員が集まってお仕事をしていたけど、空間だけでなく、人との距離感が近くて、心にも壁がないバリアフリーな職場だなぁ~て感じたよ。

次につながっていく世の中を変えていけるような研究を、資金を配り、課題の進行管理をする形でお手伝いしている生研支援センター。
これからも新しい研究成果が世の中に普及していくのを楽しみにしているなろりんなのでした。

次はどこの研究センターへいこうかな。お楽しみに♪

●「生物系特定産業技術研究支援センター」の詳細は、ホームページを見てね。