サツマイモの花を咲かせてみせましょう!の巻
お天気: 晴れ
こんにちは なろりんです♪
気の向くままに全国にある農研機構の研究所を巡って紹介しています。
32回目のなろりんリポート、略して「なろリポ」です。
やってきました宮崎県!
今回訪れたのは、宮崎県都城市にある「九州沖縄農業研究センター都城研究拠点」です。
こちらでは、九州など暖かい地域の畑作物(なろりんの大好きなサツマイモとか
野菜、あとは牛さんのエサ用トウモロコシも!)の研究を行っています。
とうちゃくしました~♪
訪れたのは、サツマイモの病気の研究をしている女性研究員さん。
サツマイモを病気から守ったり、育ちをよくするのに役立つ菌をさがしているんだそう。
さっそく実験室へ連れて行ってもらったよ♪
ん??これは、なんだろう。
ピンク、黄色・・いろんなポチポチが生えてる・・・。
カラフルだね!
サツマイモの茎をすりつぶした液を培地に塗るとこんな風に菌が生えてくるんだって。
「甘いにおいがするでしょ?」って言われたけど・・お芋の匂い????
サツマイモから集めたカビの仲間もあったよ!
いっぱいある~
「私の宝物みせてあげるね♪」って、鍵の付いた銀色の扉を開けてくれました。
中には大判小判が!!…じゃなくて、これまでに集めたカビや細菌がザックザク!
ウヒャー。
なろりんも入ってみた♪
貴重な宝物を披露してくれた女性研究員さんと。
おうちでは、小学3年生と5年生のお母さん。
同じ拠点で研究員として働くダンナさんと力を合わせて、研究と育児に奮闘中!
はいチーズ♪
せっかく都城まで来たんだから、サツマイモの花を見てってって案内してくれたのが、この温室。
咲いてる咲いてる♪
へー、サツマイモって朝顔みたいな花が咲くんだ!
きれいだね!
サツマイモの花って沖縄を除いた日本ではふつう咲かないんだって。
だけど、サツマイモの新しい品種をつくるために、ここでは花を咲かせる工夫をしているんだって。温室で作業をしていた職員さんが教えてくれたよ。
はじめに、「キダチアサガオ」っていう朝顔の種子をまく。葉っぱが20枚くらいになるまで育てる。そこにサツマイモを接ぎ木すると、1ヵ月くらいで花が咲いてくるんだそう。
ふっしぎー!
洗濯バサミみたいなのがついている所が接ぎ木した所だよ。
くっつけてます!
まるで「花咲かじいさん」じゃなくて「花咲かお兄さん」だね!
花を咲かせてみせましょう♪
たくさんの菌と満開のサツマイモの花を見て、得した気分のなろりんでした。
おまけ:全国の鉄道マニアのみなさん、出張の途中で熊本電鉄に乗ったよー!
楽しかった♪
次はどこの研究所へいこうかな。
●「九州沖縄農業研究センター」の詳細は、ホームページを見てね。