おむすびなろりんの丘タイトル

おいしく元気に育て!想いをコメての巻

訪ねた日: 2014年8月28日
お天気: くもり時々雨

こんにちは なろりんです♪
気の向くままに全国にある農研機構の研究所を巡って紹介しています。
20回目のなろりんリポート、略して「なろリポ」です。


今回訪れたのは、新潟県上越市にある「中央農業総合研究センター北陸研究センター」です。こちらでは、北陸地方の農業に関する研究をおこなっています。
北陸の農業といったらやっぱりおコメ!
でも、イネだけじゃなくてムギやダイズの研究もしているんだよ。
田んぼで、イネ・ムギ・ダイズを交互に作る輪作の技術が、とっても重要な研究課題なんだって。

やってきたよ~北陸!


今日は、ダイズの病気について研究している女性研究者さんに案内してもらったよ。まずは研究室に行く前にセンター内をひとめぐり♪


ここは、全国で栽培されている主な稲の63品種を集めて栽培している田んぼ。
葉の色や、もみの大きさもいろいろ違うね~。

 

いろんな品種のイネが大集合♪


北陸研究センターでは、イネの品種改良をおこなっているよ!
カレー用の「華麗米」や、おすし用の「笑みの絆」、粒が大きくておいしい「みずほの輝き」、米めん用の「越のかおり」、それからお酒用の「楽風舞」などなど。
いろんな目的に合わせたイネ品種を開発しているんだって。
これは、「和み(なごみ)リゾット」♪イタリア料理のリゾットに向いている品種なんだって。

 

リゾットにして食べてみたい♪


途中で、赤い色がかっこいい「耕うん同時うね立て播種(はしゅ)機」という作業機に遭遇!

かっこいい~!!


北陸地方の田んぼは、水はけの良くない土地が多いので、ダイズやムギを植える時は、うねを立てて水はけを良くすることが大事なんだって。
この機械一台で、土を耕し盛り上げてうねを作り、同時に種まきまでしちゃうんだって。すごいね!
元気に育ったダイズの中から。

なろりんも元気~!


最後に、ダイズの病気について調べているお部屋に到着。
こちらでは、ダイズ茎疫病菌の接種試験中!
ダイズの茎を腐らせてしまうこわーい病気なんだって。
わざと病気にかからせて、病気を防ぐための方法を検討しているよ。
なろりんも、菌を吹きかけるお手伝いをしたよ。

シュッシュッ!


今回案内してくださった女性研究者さんたちと一緒に、天日干し中の稲穂の前で。

ありがとうございました♪


たくさんのイネの品種を勉強して、今度はぜひ食べくらべしてみたいなぁと思ったなろりんなのでした。
次はどこの研究所へいこうかな。


●「中央農業総合研究センター北陸研究センター」の詳細は、ホームページを見てね。