おむすびなろりんの丘タイトル

なろりん、食中毒菌とたたかう?!の巻

訪ねた日: 2014年3月11日
お天気: 快晴

こんにちは なろりんです♪

気の向くままに全国にある農研機構の研究所を巡って紹介しています。

14回目のなろりんリポート、略して「なろリポ」です。

 

今回訪れたのは、茨城県つくば市にある「食品総合研究所」です。

こちらでは、食と健康にかかわる科学と技術に関しての研究を行っています。

なろりんが向かったのは、食品衛生について研究しているお部屋。

食品工場や海外農場の調査、学生指導や一般の方向けの教室などの活動などもおこなっているのだそう。

お部屋に入ると、代表的な食中毒菌であるサルモネラ菌と大腸菌のぬいぐるみ達がおでむかえ!(注意:ホンモノはこの大きさではないよ^^;)

さっそくスリーショット。

 

研究室へ移動して、いろんな実験器具を見せてもらったよ。

まずは、顕微鏡。これで微生物をみるんだね。

ふむふむ。

 

続いて、大きな箱形の物を発見。

こちらは「安全キャビネット」といって、細菌を扱った実験をする際に、菌が外に漏れ出さないようにするための設備なんだって。

前面が上下にスライドするガラス窓になっていて、少し開けて、下から手を入れて作業をするものなのだそう。

今日は実験に使っていないというので、なろりんもさっそく体験させてもらったよ。

手前のガラスを少しだけ上げて、と。

…手が短くて届かない。

 

軽く落ち込んだ後は、真空パックにする装置へ移動。

これは、袋の中の空気を抜いて真空状態にする装置。

酸素を抜いたり、窒素に置き換えたりと、細菌に対して環境をコントロールして実験に活用するのだそう。

なにやら見た感じ、「ちょうどよい」サイズな予感…。

やっぱり!!

 

フタをして、ボタンを押したら、「真空パック入りなろりん」になっちゃうよ~!

ということで、思いっきり研究室を満喫したなろりんなのでした。

 

研究室の中を案内してくださったピンクの「白衣」がステキな女性研究者の方と。

細菌のぬいぐるみたちも一緒にね。

ありがとうございました♪

 

食中毒菌に負けないよう、食事前には手を洗おうね。

次はどこの研究所へいこうかな。

 

●「食品総合研究所」の詳細は、ホームページを見てね。

 

大腸菌画像提供元:

(独)科学技術振興機構 「理科ねっとわーく」