サイエンスカフェとは?
研究者と市民の皆さんが、身近な場所で、科学の楽しさについて気軽に語り合う場を作る試みです。農研機構の研究者が、農業研究の最先端から身近な話題までわかりやすくお話します。気軽にご参加いただき、日頃の疑問を専門家に聞いてみて下さい。
参加費無料・事前申込が必要です。会場ではマスクの着用をお願いします。
第28回 農業害虫だけどそれだけじゃないカメムシの話
8月20日(土曜日)10時00分~11時30分終了しました
場所:つくば市役所 2 階会議室 203
(茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1)
地図(外部リンク:つくば市役所アクセスwebページ)
講師:石崎 摩美
(農研機構 中日本農業研究センター 温暖地野菜研究領域 有機・環境保全型栽培グループ 上級研究員)
講師プロフィール
神奈川県出身。水稲害虫の斑点米カメムシ類や
イネツトムシの生態や行動、発生予察に関する
研究をしてきました。農業技術コミュニケータ
を2年間務めた後、昨年度からは施設イチゴ栽
培の天敵利用による害虫管理を担当。趣味はパ
ズルと謎解きと生き物飼育と磯だまりの生物観
察と..書いたらきりがありません。博士(理学)。
カメムシは身近な昆虫ですが、一般的には不快害虫や農業害虫のイメージが強いと思います。カメムシの仲間は植物の汁を吸う種類が多いので、農業害虫になりやすいともいえます。稲や野菜、果樹などでカメムシの害が問題となりますが、カメムシの種類によって植物の好みは全く異なっています。特定の作物しか加害しないものもいれば、何種類かの作物を渡り歩く(飛ぶ?)種類もいます。
今回は「稲の害虫である斑点米カメムシ類とは?」「農薬散布以外にどんな対策があるの?」「益虫のカメムシもいるの?」といった農業とカメムシの話のほか、カメムシの体の仕組みや生態、行動の不思議についてもクイズを交えて紹介します。会場には知る人ぞ知るカメムシのゆるキャラが登場予定。ペーパークラフトのオマケもあるかも?
お問い合わせ先
農研機構中日本農業研究センター広報チーム
電話:029-838-8421
E-mail:koho-carc(at)ml.affrc.go.jp
((at)を@に変えて送付下さい。)
つくば市政策イノベーション部科学技術振興課
電話:029-883-1111
今後のサイエンスカフェについて
農研機構およびつくば市のホームページ等で順次お知らせいたします。
農研機構ホームページ:https://www.naro.go.jp/event/index.html
つくば市ホームページ:http://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/torikumi/kagaku/