イベント・セミナー

一般 専門家 生産者

農研機構サイエンスカフェ 第40回 地球温暖化と稲の再生二期作の試み―田植え1度で2度の収穫―

情報公開日:2024年12月 1日 (日曜日)

サイエンスカフェとは?

研究者と市民の皆さんが、身近な場所で、科学の楽しさについて気軽に語り合う場を作る試みです。農研機構の研究者が、農業研究の最先端から身近な話題までわかりやすくお話します。気軽にご参加いただき、日頃の疑問を専門家に聞いてみて下さい。

参加費無料・事前申込が必要です。

第40回 地球温暖化と稲の再生二期作の試み田植え12度の収穫

日時:2024年12月21日(土曜日)10時00分~11時30分(受付開始時間 9時30分) 終了しました

場所:つくば市役所
(茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1)
地図(外部リンク:つくば市役所アクセスwebページ)

講師:中野(農研機構 中日本農業研究センター 研究推進部 技術適用研究チーム 主席研究員)

nakanohiroshi講師プロフィール

博士(農学)。専門は作物学と天然物化学。20年前から「地球温暖化に負けない米作り」をテーマに基礎から応用まで幅広く研究を展開し、これまでに関連の論文や書籍を多数執筆。




近年、地球温暖化の影響によって夏だけでなく春や秋の気温も上昇し、これまでよりも早く稲を田植えしたり、遅く収穫したりすることができるようになり、稲の生育できる期間が長くなってきました。将来的に、気温の上昇は続くと予想され、この期間は一層長くなると考えられます。
稲は、複数年に渡って生育し続ける多年生の性質を持つため、収穫後に切株からひこばえが発生します。稲の生育できる期間が長くなると、ひこばえを栽培・収穫する(1度田植えして2度収穫する)再生二期作が行える地域が国内で増加すると考えられます。
今回は、田植え1度で2度美味しい米が作れる稲の再生二期作について、最新の研究成果を含めて紹介します。

切株から出てくるひこばえ
一期作目の収穫
二期作目の収穫

お申込み

住所、氏名(ふりがな)、電話番号をご記入のうえ、メールでお申込み下さい。
電話、FAXでも受付します。(平日9時~17時)。
・希望者多数の場合は、先着順とさせていただきます。定員50名
・当日、体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。

農研機構中日本農業研究センター広報チーム
電話:029-838-8421|FAX:029-838-8574
E-mail:koho-carc(at)ml.affrc.go.jp
((at)を@に変えて送付下さい。)

お問い合わせ先

農研機構中日本農業研究センター広報チーム
電話:029-838-8421
E-mail:koho-carc(at)ml.affrc.go.jp
((at)を@に変えて送付下さい。)

つくば市政策イノベーション部科学技術戦略課
電話:029-883-1111

今後のサイエンスカフェについて

農研機構およびつくば市のホームページ等で順次お知らせいたします。

農研機構ホームページ:https://www.naro.go.jp/event/index.html
つくば市ホームページ:http://www.city.tsukuba.lg.jp/shisei/torikumi/kagaku/