入国から滞在、出国までの流れ
(当機構)での受入れが決まった外国人研究者に必要となる、入国から滞在、出国までの主な手続きについて、つくば市に滞在するケースを例に紹介します。
日本に来る前に:入国・滞在のための手続き
農研機構での招へい・受入れが決定すると、以下の準備が必要となります。
外務省: ビザ取得 | 法務省: 入国審査 | 筑波産学連携支援センター/ JST外国人研修者宿舎 |
ビザ申請にあたって:在留資格認定証明書交付申請書
ビザの申請は、外国人研究者本人が自らの居住国にある在外公館で行います(詳細は左上の「外務省:ビザ取得」参照)。申請では一般に、「在留資格認定証明書」の提出が求められます。この証明書を在外公館に提示してビザ申請をすれば、通常5業務日以内にビザの発給を受けることができます。
外国人研究者がビザの申請をする前に、農研機構は代理人として、在留資格認定証明書の交付を法務省・入国管理局へ申請し、交付後にこの証明書を外国人研究者に発送をします。この申請手続きの際には、外国人研究者において必要書類・資料(例・
文化活動・
研究)の手配・提出も必要となります。入国管理局での審査には一定の時間(1~3ヶ月)を要しますので、日本からの送付日数なども含めて、農研機構・外国人研究者ともに、時間に余裕を持って手続きを進めましょう。
来日したら:空港到着・移動
在留資格認定証明書の交付を受けた外国人研究者には、成田国際空港など7つの空港の入国審査の際に「在留カード」が交付されます。
通関後、移動の前に空港内で、携帯電話の契約、変換プラグの購入、両替などを済ませておくと便利です。
例・到着ロビー
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スマホ
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第1ターミナル
第2ターミナル |
電車
JR TX |
高速バス
時刻表 |
農研機構 到着 |
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変換プラグ
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第1ターミナル
第2ターミナル |
高速バス
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機構施設へ到着:滞在生活の準備
3ヶ月以上の滞在を認められた外国人研究者は、居住する自治体の窓口で14日以内に「転入届」と「国民健康保険」加入が必要になります。銀行口座の開設も必要になるでしょう。民間アパート等への入居では、電気、水道、ガスなどの契約が必要です。家具や家電が備え付けられていないことにも注意が必要です。
転入届 | 国民健康保険 | 三井住友銀行 | 医療・病院 | 租税条約 |
日本での生活:日常生活の情報
各自治体や公益法人などでは、外国人向けのさまざまな生活支援を提供しています。
国際交流 | 就学 | 子育て | 公共交通 | 観光 |
帰国する前に:転出・解約等・引っ越し
帰国時は、居住する自治体での転出届、国民健康保険証の返却、銀行での口座解約などの手続きが必要となります。民間アパート等を引き払うときは、電気、水道、ガス、NHK契約の解約・停止などのほか、家具や家電などの処分もお忘れなく。