農業機械研究部門

1.利用のメリット

腰を掛けて楽な姿勢で収穫作業ができ、荷台に収穫物を載せて搬出も楽。定植作業、摘葉・摘果作業にも使用可能。

2.開発機の概要

• 小型の1輪駆動3輪車と、往復作業ができる2輪駆動4輪車を開発。畝をまたぐ、座席と荷台を備えた作業車(バッテリー使用、電動機120W、1回の充電で4時間作業)。
• 荷台への積載量は60kg程度。
• 作業速度は最高0.05m/sまで無段変速、移動時は0.5m/s程度。
• 作業中は畝に沿って自動操向。

• (試験場所:北海道立中央農業試験場、栃木県農業試験場栃木分場、福岡県農業総合試験場園芸研究所)

3.活用上の留意点

• 畝幅1～1.3mに対応。
• 畝移しに、1.5mの枕地が必要。

4.委託研究実施会社

スター農機株式会社、株式会社筑水キャニコム

2輪駆動4輪式いちご収穫作業車

5.主要諸元・構造