農業機械研究部門

1.利用のメリット

法面の刈り残しがなく、畦畔の草刈作業が能率的となり、前後輪駆動で作業負担も軽減。

2.開発機の概要

• 前後2輪式で両輪駆動の歩行型。エンジンは6.8PS。作業速度は3段。前輪は舵角調節可能。畦畔を二面同時に草刈。刈取部はロータリー 式で、畦畔上面の刈幅は30cm、法面の刈幅は30～70cm(5段)の範囲で調節可能。また、平面刈りでは刈幅を60～100cmの範囲で調節可能。
• 用排水溝等の乗り越えが容易で、直進性も良好。
• 作業能率は、刈払機の2倍以上。
  (試験場所:岩手県農業研究センター、愛知県農業総合試験場、兵庫県立中央農業技術センター、福岡県農業総合試験場筑後分場、生研機構ほか)

3.活用上の留意点

作業上支障となる畦畔の障害物(石礫等)は、予め除去。

4.共同研究実施会社

株式会社クボタ

法面幅30cmの作業状態

5.主要諸元