研修内容及び目的
環境保全型農業を推進するためには、良質堆肥を生産すると同時に、堆肥に含まれる肥料成分を効率的に作物生産に活用する技術が必要である。
そこで、九州沖縄農業研究センターで開発した良質堆肥生産のための基本技術、流通用のペレット型成分調整・成型堆肥の製造技術と作物への効率的な利用技術、ならびに、堆肥の広域流通システムについて、講義、実習及び現地見学で研修する。
研修の風景
(1日目)
オリエンテーション
家畜排泄物の堆肥化研究の取組
乳牛スラリーの液状堆肥化技術
成分調整成型堆肥の生産技術
成分調整堆肥の肥効特性
(2日目)
ペレット堆肥の利用と現状(アスパラガス農家)
ペレット堆肥の利用と現状(ニンジン農家)
姶良町における有機農業の取組
実践農家の有機栽培技術と経営について(稲作)
実践農家の有機栽培技術と経営について(有機野菜)
(3日目)
農地還元に向けた有機性資源利用技術開発への取組