種子島研究拠点では、南西諸島の基幹作物であるさとうきびの新品種開発を主軸として、さとうきびに特化した研究を実施しています。
世界各地から導入したさとうきび品種や、日本国内を中心に収集されたさとうきび野生種を保存、活用して品種改良に利用しています。当地に置かれたさとうきび育種グループでは、中心的な研究としての製糖用品種開発、その将来的な発展を目指した次世代型品種開発、そして飼料用さとうきびの品種開発に取り組んでいます。
種子島研究拠点は、南西諸島の北限に位置し、生育温度の点でさとうきび栽培には厳しい条件にあり、より温暖な南方に比べて収量や品質(ショ糖含量) が劣ります。こうした厳しい環境は品種開発にとっては逆に極めて望ましい条件であり、低温条件下においても生育が優れる品種の選定や、糖分上昇が早い品種の選定などに適しています。こうした地の利を活かし低温伸長性に優れる高品質品種開発に取り組んでします。

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種子島研究拠点からの研究情報
研究拠点の研究関連のトピックスなどです。
種子島研究拠点にある研究領域と研究グループ
所在地
〒891-3102
鹿児島県西之表市安納1742-1
Tel.(0997)25-0100
Fax.(0997)25-0888
交通機関
※ 路線バスの運行がなくなりましたのでタクシーまたはレンタカーをご利用ください。
西之表港 | タクシーまたはレンタカーで所要時間 15分程度 (タクシー料金の概算は 2,000円前後です) |
種子島空港 | 空港から種子島試験地へ直行 タクシーまたはレンタカーで所要時間 40分程度 (タクシー料金の概算は 5,500円前後です) 空港から路線バスで西之表市内、タクシー等で種子島試験地へ 空港から西之表市内(路線バス、所要時間 25分程度、料金 770円) 参考:バス運行時刻表 西之表市内からタクシー等で種子島試験地へ (所要時間15分程度、タクシー料金の概算は 2,500円前後です) |