食品研究部門

地域特産物発掘プロで作成した手引書とシンポジウム講演資料

手引書等公開資料について

2015 年の機能性表示食品制度の開始に伴い、地域特産物を機能性表示食品として付加価値を高める取り組みを促進するため、2016 年から 5 年間、農林水産省委託プロジェクト「市場開拓に向けた取り組みを支える研究開発 地域の農林水産物・食品の機能性発掘のための研究開発」が実施されました。同プロジェクトでは多目的コホート研究の結果等から大豆食品やアブラナ科野菜の摂取が健康の維持・増進に寄与する可能性が示されてきた背景を受けて、茨城県の納豆、長野県の野沢菜漬け、沖縄県のへちまについて機能性表示に向けた研究を実施し、最終年度に、へちまの機能性表示食品の届出が完了しました。
本手引書では、新たな地域特産物の機能性表示に向けた取り組みにご活用いただけるよう、農産物等の機能性表示食品届出に向けた技術のポイントとプロジェクトで実施した研究事例を紹介すると共に、参考事例として、複数の生鮮食品と加工食品の機能性表示食品が販売されているリンゴを紹介いたします。
また、併せてプロジェクト成果に関するシンポジウムの基調講演資料「農林水産物・食品・機能性成分と健康長寿との関連:多目的コホート研究からのエビデンス」を公開いたします。

「地域農産物の機能性表示のための手引書」地域農産物発掘コンソーシアム

手引書表紙

地域の農林水産物食品の機能性発掘シンポジウム 基調講演

「農林水産物・食品・機能性成分と健康長寿との関連:多目的コホート研究からのエビデンス」

国立がん研究センター 社会と健康研究センター所長
(現 国際医療福祉大学大学院教授)津金昌一郎

講演表紙