農業環境研究部門

農業環境情報グループ

自然環境の恵みを利用する農業活動は、自然から影響を受けるとともに、自然に影響を及ぼします。持続可能な農業の実現には、農業と環境の相互作用を解明して評価し、営農活動へと適切に反映する必要があります。
農業環境情報グループでは、葉1枚の内部の物質の挙動から、圃場や地域の地形・土地利用のモニタリング、さらには国や全球を対象とした農業生産にかかわるリスクや窒素循環まで、多様なスケールの農業と環境の相互作用を情報化して評価する研究に取り組んでいます。
そのための手法は、精緻なモデルの開発から、各種統計資料の活用、さらには人工衛星やドローンを用いたモニタリングまで、多岐にわたります。研究フィールドは、日本国内から、世界各国、さらには極域も含みます。 こうして収集、整備された情報を効率的に公開、共有する手法の開発を通じて、 農業環境にかかわる研究を推進することにも取り組んでいます。

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