生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和6年度 遺伝子組換えカイコの3回目の飼育を農研機構(藤本・大わし地区)で開始

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)は、農研機構の隔離飼育区画における今年度の遺伝子組換えカイコの第一種使用等(※1)による飼育に関して、令和6年4月17日(水曜日)に説明会を開催し、3種類の遺伝子組換えカイコの各飼育実験計画を説明いたしました。

これらの遺伝子組換えカイコの今年度3回目の飼育(掃き立て(※2))を下記のように開始いたしますのでお知らせします。今回は緑色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコ及び赤色蛍光タンパク質含有絹糸生産カイコの2種類の遺伝子組換えカイコを飼育いたします。

飼育実験の詳細につきましては、3月27日(水曜日)に公表した飼育実験計画書をご覧ください。また、遺伝子組換えカイコの飼育の様子は、下記のウェブページにてご覧いただけます。

なお、見学については、カイコの生育状況や作業内容を考慮して9月中旬以降に受入れ日を設ける予定です。ご希望される方は下記問い合わせ先にご連絡ください。決まり次第、日程等をご連絡いたします。

※1:第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離飼育区画)での使用

※2:掃き立て:ふ化してすぐの幼虫(毛蚕(けご))を蚕座に移し、餌(桑の葉または人工飼料)を与える

○飼育場所:農研機構藤本・大わし地区(大わし) 隔離飼育区画
(茨城県つくば市大わし1-2)

○飼育開始日:令和6年9月6日(金曜日)

参考:飼育実験計画書および遺伝子組換えカイコの飼育の様子を掲載するウェブページ