食肉品質グループでは、生産性と付加価値を両立させることを目標に研究を行っています。
生産性向上は重要な課題ですが、その過程で生産物の斉一性や価値が損なわれては、畜産経営や国民の食生活のいずれの観点からも意義ある技術とは言えません。
肉用家畜では「長く飼うと味が出る」と言われ、風味などの品質を高めるには、丁寧な飼養や時間、コストを要するという認識があります。また、家畜は生き物であるため、成長や生産物の性質にはばらつきが生じやすい特徴があります。私たちはこれらの課題に挑戦し、有用微生物等を活用して家畜の成長を整え、生産の効率化と生産物の斉一性向上を図る研究と、食肉の品質を理化学特性、外観、味わいなど多角的に「はかり」、生産性との関係を明らかにする研究を、微生物学、生物科学、分析化学、画像測定、官能評価や消費者調査など多様な手法を駆使して進めています。生産性を向上させつつ消費者が納得して購入できる畜産物の生産制御と評価技術を確立し、生産現場から生産物につながる様々な産業の活性化に貢献することが最終目標です。


斉一性向上の両立を目指す
生物学的な品質形成機構の解明
メンバー
- 佐々木 啓介 (ささき けいすけ) (グループ長)
- 中島 郁世 (なかじま いくよ)
- 尾嶋 孝一 (おじま こういち)
- 守谷 直子 (もりや なおこ)
- 青木 玲二 (あおき れいじ)
- 渡邊 源哉 (わたなべ げんや)
- 石田 翔太 (いしだ しょうた)
- 早川 知里 (はやかわ ちさと)
- 成田 卓美 (なりた たくみ)