畜産研究部門

牛栄養代謝グループ

肥育牛

牛は栄養素を摂取して乳や肉といった畜産物を生産していますが、摂取した栄養素は、生命活動にも利用されますし、消化管内発酵で生じるメタンとして、あるいはふんや尿としても排出されています。このうち消化管内で生じるメタン、そして堆肥化等排せつ物の管理中に発生するメタンや一酸化二窒素は農業分野の主要な温室効果ガス発生源となっています。
私たちのグループは、飼料構成の最適化、消化管内微生物相の制御、ならびに体内における栄養素分配機構の調節を通じて、メタン生成や排せつによる栄養損失をできるだけ減らし、栄養素を乳肉生産に最大限活用させることにより、温室効果ガスの発生を抑制し、家畜生産性の向上を図ることを目的としています。そのために、乳牛と肉牛を対象に、メタン排出量の評価、消化管内微生物相の解析、栄養素の代謝測定、ならびに乳肉の成分評価を行い、栄養素の行方を追っています。

牛肉
搾乳ロボット
ホルスタイン種搾乳牛

メンバー