雑草防除グループでは、雑草による農業被害の軽減と農地への侵入防止を目的として、防除技術の研究開発を行っています。これまでに、帰化アサガオ類、雑草イネ、ナガエツルノゲイトウなどの難防除雑草について生態的特性の解明を進めるとともに、それらの知見を基にした効率的な防除技術を開発してきました。また、警戒すべき雑草を実生(芽生え)の段階で識別し、早期防除を可能とする識別プログラムの開発や、栽培品目別に侵入・定着リスクの高い雑草を判定するモデルの構築にも取り組んできました。現在は、つくば研究拠点および福島研究拠点において、難防除雑草に対する化学的・耕種的・物理的防除技術を組み合わせた総合防除技術の体系化を進めるとともに、栽培品目の変換により雑草リスクを軽減する効果についてモデル構築および現地適用の両面から検証を行っています。その他、植物防疫法改正に伴う草の実態調査など、行政ニーズに対応した研究も実施しています。


ナガエツルノゲイトウ