東北農業研究センター

観賞用の稲

田園を美しく彩る観賞用の稲を紹介しています。

観賞用の稲とは

観賞用のイネは、おコメを収穫することが目的ではなく、鮮やかに色に染まった葉や穂を観賞して楽しむためのイネです。切り花やドライフラワーにしたり、フラワーアレンジメントにも適しています。

観賞用の稲の紹介

東北農業研究センターが育成した観賞用稲の系統には「奥羽観383号」(2005年品種登録出願)のほか、「祝い茜」「祝い紫」があります。

品種・系統名 特徴 熟期 稈長 草型 耐倒伏性
祝い茜 赤穂 早早 極短(50cm) 穂数
祝い紫 紫穂 晩早 長(80-90cm) 偏穂数
奥羽観383号 白縞葉・紫穂 極早 極短(50cm) 穂数
あきたこまち(比較) - 早晩 偏穂数
ひとめぼれ(比較) - 中晩 やや長 偏穂重

祝い茜 極早生長芒/対馬在来

鮮やかな朱に色づいた穂がとてもきれいです。
祝い茜の写真祝い茜の写真

祝い紫 紫穂No.1/対馬在来

濃い紫色に染まった穂が感動的です。
祝い紫の写真祝い紫の写真

奥羽観383号 縞稲/紫穂No.1

葉に入った白のストライプと紫色の穂のコントラストが最高です。
奥羽観379号の写真奥羽観379号の写真奥羽観379号の写真

観賞用のイネに関して、質問・意見などがありましたらお気軽に連絡ください。また観賞用のイネを用いて、地域興しをお考えの方や具体的な販売方法をお考えの方は、東北農業研究センターにお問い合わせください。