お米の名前には「あきたこまち」や「ササニシキ」「コシヒカリ」などたくさんの名前があります。これらの名前のひとつひとつに、次に紹介するように由来や名前を付けた人の想いが込められています。
ササニシキ
母親「ハツニシキ」と父親「ササシグレ」との間に生まれたので、両親の名前をそれぞれもらって、名前がつけられました。
コシヒカリ
コシヒカリは、北陸地方の農業試験場で作られました。普及した新潟県は、むかし「越後(えちご)地方」とよばれていました。この越後の「越」が「コシ」と読めることから、「コシ」の国に光り(ヒカリ)かがやくような品種になるように、との願いが込められています。
あきたこまち
あきたこまちが作られた秋田県は、とても美人で高貴な平安時代の歌人、小野小町(おののこまち)のふるさとです。この小野小町のように、おいしいお米として末永く、みんなに愛されるような品種になってほしい、との願いがこめられ名前がつけられました。
スノーパール
雪(スノー)のように白い米、真珠(パール)のように輝くご飯、にちなんで命名されました。
ひとめぼれ
光沢、色がきれいで、とてもおいしいので、出会ったとたんに一目惚れするような品種であることを表現しています。