水田はあぜを作っていますので、畑と違って土が流れてしまうことがありませんし、水をながしていますので、その水から養分をもらうことができます。また、田んぼの土の表面には空気中から養分をつかまえてくれる生き物もいます。
ですから、土の力がいつまでも長持ちし、長い間水田を続けていても土の力はあまり弱くなりません。反対に、畑は堆肥などを使って養分をたっぷり補給してあげないと、土の力がみるみる弱くなってしまいます。
ほかにも、水田には水をきれいにする力がありますし、水をたくわえることができるので大雨でも洪水を防ぐダムようなはたらきをすることができます。