日本の米は、苗を育てる専用の箱に種もみをまいて、苗を12~13センチ位に育てます。
それから、「しろかき」をした田んぼに、機械や手で一定の間隔で植えていきます。このように、苗を作って田んぼに植えるという方法は日本の他に韓国や中国でも行われています。
東南アジアの一部の国や地域では苗を作らず種もみを手で直接田んぼにまきます。同じように、アメリカやオーストラリアでも、苗は作らないで田んぼに直接種もみをまきます。
しかし、アメリカやオーストラリアの田んぼはとても広いので手で種もみをまいていると、とても時間がかかります。そのため、これらの国では、ヘリコプターや飛行機を使って空からいっぺんに種もみをまくのがふつうです。また、肥料や農薬もヘリコプターや飛行機をつかって空からまきます。