一般にホタルイ類と呼ばれる雑草も多くの種を含み、全国的にはイヌホタルイが多い。ホタルイは浅い沼地、湿地や休耕田に見られ、通常の水稲栽培水田ではほとんど見られない。東北地域の水田ではタイワンヤマイも多い。多年生のカヤツリグサ科雑草で、株基部が越冬して翌年生育するが、多量の種子も生産する。実際の水田では種子発生が問題となる。200本/㎡の発生でイネが10%減収するとされる。