水田雑草の中では最も防除困難な多年生雑草の一つであり、黒い塊茎を地下に形成して増殖する。発生は10月まで見られ、発生期間は非常に長い。塊茎は土壌表層から30cmの心土層まで形成され、塊茎の寿命は他の多年生雑草より長く、5~7年。冬期に耕起・反転を行い、塊茎を低温・乾燥状態にさらすと塊茎が死滅しやすい。200g/㎡の生育量(乾物生産量)で25~30%の減収となる。