東北農業研究センター

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エゾノギシギシ

エゾノギシギシの写真タデ科の多年草。秋または春に発生し、夏に開花する。種子と根茎により繁殖する。根は太く、長い根茎となる。茎は直立し、上部で分枝し、紅紫色を帯びる。高さは60~120cm。地表近くから出る葉は長楕円形で先が鈍形、縁は細かく波打ち、基部がふくらむ。表面の中央脈は紅色を帯びる。茎先の節々に細かい柄のある多数の花が輪生する。果実は3稜形のそう果で翼状の内花披片の縁に刺状鋸歯がある。日当たりの良い湿地、酸性土壌を好む。耐寒性が強い。開花期間が長く、種子生産量も多い。埋土種子の寿命は20年以上。根茎からの再生力が著しい。