アブラナ科の越年草。主に秋発生し、ロゼット葉で越冬し、翌春早くから茎が立つ。種子繁殖する。根は直根で太く白い。茎は丈夫で、上部で分枝して高さ30~50cm。葉は互生し、茎の下部のものは柄があって羽状に切れ込み、上部のものは無柄で切れ込みが少ない。果実はつの状でやや曲がる。湿った所で生育がよい。種子の休眠打破は吸水後の光照射とそれに続く低温処理、高温処理、硫酸処理、種皮の傷つけ処理などが有効。埋土種子の寿命は30ヶ月に及ぶ。