東北農業研究センター

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スズメノカタビラ

スズメノカタビラの写真イネ科の越年草または一年草。秋に発生し、春に開花するものが多い。種子繁殖する。幼植物の葉は縦に二つ折りにした状態で出てくる。葉の先端は舟のへさきのような形になる。茎や葉は軟弱で毛がない。高さは5~30cm。花序は円錐状にまばらにつく。日当たりの良い所を好み、耕起などの撹乱や除草剤処理によって裸地化した後に多くみられる。発生深度は土壌4cm以内である。埋土種子の寿命は5年以上といわれる。