2023年1月4日掲載
2023年1月10日更新
農業の国際競争力の強化に向けては、先端技術を活用したスマート農業の社会実装を加速化し、人口減少社会を迎えて脆弱化が懸念される国内の食料生産基盤の強靱化を図る必要があります。
このため、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(以下「農研機構」という。)では、「戦略的スマート農業技術の実証・実装」(令和4年度第2次補正予算)において、委託研究の実施を希望する研究機関等を一般に広く募ることにいたしました。
本事業への応募を希望される方は、公募要領に従って実証課題提案書(以下「提案書」という。)を提出してください。
本事業の内容につきましては、以下のホームページにも情報があります。
- 「令和4年度補正予算「スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト(戦略的スマート農業技術の実証・実装)」について (農林水産省)【外部リンク】
公募の要点を記載した説明資料をこちらに掲載しておりますので、応募される場合は、必ずご一読ください。
- 公募説明の資料【PDF:3.0MB】(2023/1/10更新:P13追加Q&A)
1. 事業概要
海外依存度の高い農業資材や労働力の削減、自給率の低い作物の生産性向上等に必要なスマート農業技術を導入するための実証について、公募を通じて委託します。
2. 公募対象
応募者は、以下の(1)、(2)又は(3)のいずれか1つ以上の実証内容を選択するとともに、その条件を満たしてください。
(1) 海外依存度の高い農業資材の削減と生産性向上を両立させるスマート農業技術の実証
以下の①及び②を実施すること
- ①海外依存度の高い農業資材(肥料、農薬、動力光熱源、飼料)の削減の条件
スマート農業技術の導入により、対象とする作業において、以下のア~エのいずれか1つ以上実施すること
- ア 化学肥料使用量を10%以上削減
- イ 化学農薬散布量を10%以上削減
- ウ 化石燃料使用量等を10%以上削減
- エ 輸入飼料使用量の削減
- ②生産性向上の条件
収量、品質、収益(売上)等の現状維持又は増加
(2) 労働力の削減と生産性向上を両立させるスマート農業技術の実証
以下の①及び②を実施すること
- ①労働力の削減の条件
外部雇用者※が従事している作業(外部雇用者の従事割合が5割以上の作業に限る)において、当該作業の投下労働時間を2割以上削減
※ 技能実習生や非正規雇用(契約職員、パート、アルバイト) - ②生産性向上の条件
収量、品質、収益(売上)等の現状維持又は増加
(3) 自給率の低い作物の生産性向上するスマート農業技術の実証
- 〇自給率の低い作物(麦、大豆、飼料作物、加工・業務用野菜)の生産性向上の条件
投下労働時間を2割以上削減又は、収量、品質、収益をいずれか1つ以上を2割以上増加
3. 公募期間
令和5年1月4日(水曜日)~令和5年2月13日(月曜日) 正午(午前12時00分)
4. 公募要領、提案書様式等
(1) 公募要領
- 公募要領【PDF: 382KB】
- 公募要領別紙1~9【PDF: 773KB】
- 契約手続について【Word: 235KB】※コンソーシアム設立に必要な情報等も掲載しています。
- 委託業務研究実施要領【PDF: 2.9MB】
(2) 提案書等の様式(公募要領別紙5,6,7)
【応募時に提出が必要な様式】
- 実証課題提案書【Word: 178KB】※ここに提示した最新のものをご利用ください。
- データマネジメント企画書【Excel: 64KB】
【実績報告時(1年後)に提出が必要な様式】
- AI・データ契約GLチェックリスト【Word: 62KB】
(3) 関連書類
- 公募課題審査実施要領【PDF:185KB】
- 消費税・法人税の仕組み【PDF:1.6MB】
- 公募説明の資料【PDF:3.0MB】(2023/1/10更新:P13追加Q&A)
- Q&A【PDF:734KB】(2023/1/10更新:P10問1-11追加)
(4) 公募に係るWEB説明
公募に係る内容、契約に係る手続、提案書類等について説明するため、上記のとおり説明資料を掲載します。応募をご検討の場合、必ずご覧いただきますよう、よろしくお願いします。ご質問はメールにて受け付けいたします(7.その他 問合せ先を参照)。
(5) 関係する通知、指針及び規程
- みどりの食料システム戦略トップページ (農林水産省)【外部リンク】
- オープンAPI整備に向けて (農林水産省)【外部リンク】
- 大学等における政府資金を原資とする研究開発から生じた知的財産権についての研究ライセンスに関する指針 【PDF:27KB】
- ライフサイエンス分野におけるリサーチツール特許の使用の円滑化に関する指針【PDF:25KB】
- 研究インテグリティ (文部科学省)【外部リンク】
- 競争的研究費の適正な執行に関する指針(内閣府) 【PDF: 324KB】【外部リンク】
- 農林水産省における研究活動の不正行為への対応 (農林水産技術会議)【外部リンク】
- 「国民との科学・技術対話」の推進について (内閣府)【外部リンク】
- 「知」の集積と活用の場 産学官連携協議会について【外部リンク】
- 農業ITシステムで用いる用語の個別ガイドライン (政府CIOポータル)【外部リンク】
- 農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン (令和4年3月28日一部改正) 【PDF: 211KB】【外部リンク】
- 農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン (農林水産省)【外部リンク】
- 農業データ連携基盤協議会(通称:WAGRI)【外部リンク】
- 農業分野におけるAI・データに関する契約ガイドライン (令和2年3月12日策定)【外部リンク】
- 農林水産物・食品の輸出促進対策 (農林水産省) 【外部リンク】
- 農林水産業の輸出力強化戦略 (首相官邸)【外部リンク】
- 農林水産省の所管する研究機関等における動物実験等の実施に関する基本方針 (農林水産省)【外部リンク】
- 委託研究開発におけるデータマネジメントに関する運用ガイドライン (経済産業省)【外部リンク】
- 安全保障貿易について (経済産業省)【外部リンク】
(6) 参考情報
公募に係る内容、予算等についての説明は、以下のWEBにも情報が掲載されております。
- スマート農業技術の開発・実証等に係る令和4年度補正予算について (農林水産省)【外部リンク】
- スマート農業技術の開発・実証・実装プロジェクト (農林水産省) 【PDF: 707KB】【外部リンク】
令和元年~4年採択の先行課題についての情報はこちらにあります。
- スマート農業実証プロジェクトウエッブページ (農研機構)
- スマート農業推進フォーラム (農林水産省)【外部リンク】
その他の情報
- 研究倫理eラーニングコース (独立行政法人日本学術振興会)【外部リンク】
- 中小企業の支援(SBIR制度) 【外部リンク】
(7) 契約方法
本事業の契約については、選定された委託予定先の代表機関と農研機構が直接委託契約を締結します。詳細については、(1)公募要領の「契約手続について」を参照してください。
- 委託契約書【PDF: 237KB】
- 契約書特記事項3関係:①農研機構情報セキュリティ基準【PDF: 245KB】
- 契約書特記事項3関係:②コンソーシアム情報セキュリティ実施手順ひな形【Word: 37KB】
- データ提供契約ひな形【PDF: 271KB】
本様式は今後変更の可能性があります。