令和5年5月29日(月曜日)から令和5年6月6日(火曜日)にかけて、観音台第2事業場隔離ほ場*1にて、ゲノム編集技術により得られたアラニンアミノ酸転移酵素を改変した穂発芽耐性コムギ(以下、本ゲノム編集コムギ)の穂摘み収穫を行いました。
収穫した本ゲノム編集コムギの穂は、漏出防止のために系統毎に網袋に入れ、蓋を固定したコンテナに入れて研究室まで運びました。数日間研究室内で乾燥後、脱穀して冷凍保存し、全てのサンプルの脱穀完了後に発芽試験を行っています。
なお、収穫後に残った植物体は、栽培区画内に鋤き込み処理をしました。
本ゲノム編集コムギは、観音台第2事業場隔離ほ場にて令和4年11月7日(月曜日)より栽培実験を開始しました。
本ゲノム編集コムギについては、令和4年11月7日(月曜日)に栽培実験計画書を公表いたしました。
栽培実験の詳細は栽培実験計画書をご覧下さい。

*1 本ゲノム編集コムギは、カルタヘナ法*で規制される遺伝子組換え生物等には該当しませんが、栽培実験は予め届けられた栽培ほ場で行います。
* カルタヘナ法 : 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律
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