日時
令和7年11月14日(金曜日) 11時00分~15時00分
場所
無印良品フレスポ三次プラザ(広島県三次市十日市中1-1-10)
参加機関
三次市立君田小学校、合同会社安田農産、無印良品フレスポ三次プラザ、君田自治区連合会、三次市
概要
農研機構では、みどりの食料システム戦略を推進するため、有機農業が生物多様性にもたらす影響について研究を行っています。その成果を踏まえ、本年度、広島県三次市立君田小学校の総合学習「コメコメ大作戦」において、5・6年生の児童10名、および地域の方や企業の方らとともに、有機農業と環境の関わりについて学習を深めながら、地域の有機農業を消費者に向けてPRする取組を進めました。
総合学習「コメコメ大作戦」は、アイガモロボ®のプログラミング体験にはじまり、安田農産の有機栽培転換中(以下、有機栽培)の田んぼでの生きもの調査(生きもの調査の様子はこちら)、さらにはイネの収穫調査や収穫したお米の試食を実施してきました。また、児童らは総合学習のなかで、安田農産や地域の方々から自然豊かな君田で環境に配慮したお米づくりを行うことの大切さを学んだり、無印良品のスタッフの方から君田のお米の価値をどのようにしてお客様に伝えるかを学んできました。
総合学習で学んだことをもとに、児童らの発案でキャッチコピーやイラスト、テーマソングを作成し、11月14日(金)に無印良品フレスポ三次プラザで総合学習の成果発表とお米の試食販売会を行いました。
成果発表では、有機栽培の田んぼで生物多様性ランク(※)が「Sランク」だったことのほか、ひとりひとりの地域の農業や自然に対する思い、また自らが作成したキャッチコピーやイラストを発表しました。そして、発表の最後に、テーマソング「ぼくたちは伝えたい」をみんなで合唱しました。発表の後は、無印良品のスタッフの方や地域の方らと一緒に店頭に立ち、来場された多くのお客様に試食の提供やお米のPR・接客を行いました。
※農研機構「鳥類に優しい水田がわかる生物多様性の調査・評価マニュアル」による。
当日の様子
収穫したイネで売場づくり

生きもの調査の紹介ポスター
学習の成果を発表

歌「ぼくたちは伝えたい」を披露
地域の方らと一緒に接客を体験
