もち性大麦は、血中コレステロール値の正常化や食後血糖値の上昇抑制等の効果のある水溶性食物繊維β-グルカンを多く含み、食味も優れるため、需要が急増しています。しかし、国内生産量が少なく、需要量の大部分が外国産もち性大麦で充当されているため、消費者や実需者からは、安心安全で品質面で優れる国産もち性大麦が求められています。そのため、国内各地の気象条件に適応し、多収で耐病性を持ち栽培特性に優れる「もち性大麦品種」群を育成し、全国に普及展開する必要があります。
農研機構 次世代作物開発研究センター 研究推進部 研究推進室
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