(一社)奥出雲町農業公社(島根県奥出雲町) 【援G37】

品目: 肉用牛(飼料作物・放牧) | 取組タイプ: 導入技術活用型

支援チーム構成員
農研機構 西日本農業研究センター、島根県 東部農林水産振興センター、島根県畜産技術センター
活用支援を受ける産地構成員
(一社)奥出雲町農業公社、島根県奥出雲町

取組概要

スマート農業実証プロジェクト「荒廃農地の再生による環境保全効果と 生産性の高いスマート放牧体系の実証」成果のうち、荒廃農地再生技術、牧草作付け計画支援システム等に基づく牧草導入、放牧牛看視・電気牧柵電圧監視技術を、島根県奥出雲町にて横展開する。10ha規模の荒廃農地を再生する。荒廃農地再生後は、従来放牧地として活用してきたが、本取り組みでは飼料生産にも取り組む。

活用支援を受ける産地の思い

地域で課題となっている荒廃農地の解消と、畜産農家が必要としている飼料生産を通じ、地域の農地保全と畜産経営に役立てたい。

支援チームによる活用支援の内容

飼料・資材価格高騰下での畜産経営と、中山間地域の荒廃農地増加に対し、荒廃農地の再生技術と、牧草作付け計画支援システム等による 放牧期間延長・飼料作物生産を支援する。また、放牧牛位置看視技術、電気牧柵電圧監視技術などのスマート放牧技術運用を支援する。

期待される効果

島根県奥出雲町の荒廃農地約10haが再生され、その後の飼料生産に活用される。また、荒廃した公共牧場でのスマート放牧技術が 運用されるとともに、これらノウハウを基に手引き書が作成され、実証地以外への技術普及に役立つ。

実地指導のスケジュール

対象技術
①荒廃農地再生技術の活用支援(新型フレールモア等によるスマート機器稼働を可能とする基盤整備)
②牧草作付け計画支援システム等に基づく牧草導入・放牧牛看視・電気牧柵電圧監視技術等の活用支援(スマート放牧用機器等の活用)

問い合わせ先

実施グループの代表機関
農研機構西日本農業研究センター
本取組に関する照会窓口
農研機構西日本農業研究センター 平野 清
E-mail: