(株)鈴生(静岡県静岡市)

実証テーマ: スマート商流 | 実証品目: レタス、ブロッコリー | 実証面積: 15ha

実証課題名
生育予測とQRコードを活用したスマート商流システムによるトレーサビリティの確立とこれに伴う輸出拡大、並びにスマート農機の利用拡大の実証
構成員
(株)鈴生、横浜市場センター(株)、STMエクスプレス(株)、JA静岡経済連、ヤンマーアグリジャパン(株) 中部近畿支社、(一財)アグリオープンイノベーション機構、農研機構野菜花き研究部門、静岡県経済産業部農業局、(株)日本農業サポート研究所

背景・課題

  • 現状は、農場から実需者までの各作業工程が単発で分断されており、一連の作業フローとしてデータ管理されていない。
  • 実需者からの要望が強いGAP認証の取得は、生産者にとって大きな業務負担となっている。
  • 将来的に国内の人口減少に伴い野菜需要が頭打ちになることが予想されるため、早々に輸出の取組が必要。
  • 農業従事者の高齢化や担い手不足が進展する中で、経営体の労働力負担軽減や機械投資の抑制による経営の安定化が求められている。

本実証プロジェクトにかける想い

QRコードや生育予測データ、ブロッコリーの花蕾分割選別装置を活用したスマート商流システムの確立を実証することで、農業に関わる業務負担を削減することを目指しています。

また、農業者を初め、農業に携わっていない人・企業でも農業に参入できるコントラクター事業に取り組み、スマート農機をシェアすることで機械費用の負担を減らし、産地の拡大を図っていきます。

目標

  • QRコードを活用したトレーサビリティシステムを2か国以上で実証するとともに、輸出コスト、輸出先での品質・販売価格で収益性を確保できることを実証する
  • フローレットカットに加工をしたブロッコリーの販売先を3社確保する

実証する技術体系の概要

問い合わせ先

実証代表
視察等の受入について
Tel: 054-206-1203(担当:繁田、海野)
※平日8時30分~17時30分