(有)南西サービスほか(鹿児島県天城町ほか) 畑4H6

実証品目:さとうきび
実証課題名
スマート農機を用いた徳之島全域における受委託調整と情報有効活用による産地形成
経営概要
40ha(さとうきび37ha、種苗3ha)うち実証面積:さとうきび17.64ha
(製糖工場のトラブルにより春植え実証事業が取り組めず、夏の実証試験のみ実施)

導入技

①KSAS圃場管理システム ②KSASを活用した一元化情報と営農支援システムに基づく効率的受委託調整と適期作業 ③GNSSガイダンス・自動操舵システム搭載トラクタ

  • 受委託調整実施面積1,400ha(R2実績1,141ha)、適期作業実施率85%(R2実績66%)

目標に対する達成状況

  • KSAS圃場管理システムに全島30,255筆登録、受委託調整実績面積は1,522haまで拡大。効率的な作業計画の作成が可能となり、適期作業実施率82.3%まで改善。さらに事務作業時間を55%削減。
  • 高単収農家の作業データ解析により、計画的短縮とトラクタ作業立案、農家への作業適期提案が可能。
  • GNSSトラクタと作成したルートパターンマニュアルにより、除草や追肥等の合計作業時間の約25%削減、新たな7名の新人オペレータ確保等を達成し、さらに、非熟練者もまっすぐな耕起や植付が可能となった。

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • スマート農業推進は、徳之島さとうきび生産対策本部を主体に進め、徳之島全域を対象に調整センターの圃場管理システムを有効活用し一体的な連携による受委託調整面積の拡大に取り組む。 集会や研修会ではスマート農業の成果を広報していく。
  • GNSSガイダンス・自動操舵システム搭載トラクタの導入に向けた推進活動で、直線的な植付実現、管理作業での時短、経費削減効果、トラクタ作業適期を基に実施可能な組織の構築を強力に進め、 さとうきびの収量増加を実現させる。
問い合わせ先

有限会社 南西サービス 代表 松林 福光

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キーワード

ロボトラ、自動操舵トラクタ、自動運転、自動航行、営農管理システム、サトウキビ、さとうきび、砂糖キビ、砂糖きび、畑作物