(有)サザンドリーム(沖縄県南大東村) 畑4H7

実証品目:さとうきび
実証課題名
ビッグデータ・AI 解析に基づく地域営農支援システムの高度活用によるさとうきびスマート産地モデルの実証
経営概要
17ha(さとうきび17ha)うち実証面積:さとうきび10ha

導入技

①地域営農支援システム ②GNSS自動操舵機械化一貫体系・低炭素機械化体系 ③データ駆動スマート潅水 ④微気象・CO2 観測システム

  • 産地の新植面積の100%(250ha)の分業化、スマート潅水による単収20%増収、産地生産量6万トン以上

目標に対する達成状況

  • 3生産組織によって南大東村全体の植付を担当し、GNSS自動操舵ビレットプランタによって1シーズン245.3ha(目標達成率 98.1%)を実現。1組織では新人オペレータがベテランに遜色のない成績を発揮。
  • 観測した微気象データ(蒸発散量)に基づく地中点滴潅水(スマート潅水)によって、無潅水区6.6t/10aに対して8.2t/10a(24%増)で単収増加の目標を達成。
  • 令和5年度の年間降水量は平年値の半分(80年に一度)という厳しい干ばつ年であったが、最低目標生産量ライン6万トンを大きく超えて70,869トンを達成した。

導入技術の効果

事業終了後の普及のための取組

  • 増収に大きな効果が認められたデータ駆動スマート潅水技術を中心に設定した生産量の目標値の達成に努める。
  • みどりの食料システム戦略の実現につながる、「低炭素作業体系」と「休閑・緑肥・有機資材施用による土づくり」を組み合わせた「低炭素栽培体系」の普及を図って、 増収、低コスト化、低炭素化を促進する。
  • 「スマート農業技術活用産地支援事業」による「喜界町コーラルプロジェクト」を実施し、実証したさとうきびスマート農業技術の他のさとうきび産地への普及促進を図る。
問い合わせ先

琉球大学UFSMA(ウフスマ)グループ

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