品種詳細
にこまる
・食味抜群で収量も高い、ヒノヒカリにかわる高温耐性品種
「にこまる」は食味抜群で収量も高い、ヒノヒカリにかわる高温耐性品種です。「ヒノヒカリ」の普及地域向きの中生種で、高温条件でも、白未熟粒の発生が少なく品質が低下しにくい特長があり、収量はヒノヒカリより10%近く多収です。
主要特性
- 「にこまる」は成熟期が「ヒノヒカリ」よりやや遅い、暖地向きの中生種です。玄米は粒張りが特に良く、高温年でも白未熟粒の発生が少なく、「ヒノヒカリ」より明らかに優れます。
- ご飯の食味は、光沢が良く粘りが強く、ヒノヒカリと同等かそれ以上です。「米の食味ランキング」で長崎産の「にこまる」が4年連続で最高ランクの「特A評価」を受けるなど、おいしさは折り紙付きです。
- 収量は高温年でも安定しており、ヒノヒカリより10%近く多収です。
- 長崎県、大分県で奨励・認定品種として、福岡県、佐賀県、熊本、岡山県、高知県等15府県で産地品種銘柄品種として作付けされており、24年度の栽培面積は全国で約7,500haと推定されます。
- 栽培適地は西日本の暖地一帯です。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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18663 (2005年8月11日) |
2006年3月 7日 | 16611 (2008年3月17日) |
25年 (満了日:2033年3月17日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
は系626(きぬむすめ)/北陸174号 | 西海250号 |