品種詳細
きぬむすめ環1号
「きぬむすめ環1号」は、良質・良食味品種「きぬむすめ」にカドミウム低吸収性遺伝子を導入した品種です。カドミウム吸収性以外の特性は「きぬむすめ」とほぼ同等です。
活用面・留意事項
1.「きぬむすめ環1号」が利用されることにより、基準超過米の発生防止および食品由来のCd摂取量の低減が期待されます。
2.栽培適地は「きぬむすめ」と同じ関東以西です。「きぬむすめ環1号」および「にこまる環1号」は、いもち耐病性が十分ではなく、縞葉枯病に罹病性であるため、常発地での栽培は避けてください。
3.「きぬむすめ環1号」は、マンガンの吸収も抑制されるため、特に砂質等の地力の低い圃場ではごま葉枯病の発生に注意が必要です。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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34674 (2020年4月23日) |
2020年7月16日 |
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交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
きぬむすめ*3///きぬむすめ/lcd-kmt2//2*きぬむすめ | 西海IL7号 |