品種詳細

ゆきふわり

「ゆきふわり」は、寒冷地中部で出穂期及び成熟期が "中" に属する多収の粳種である。「ふくひびき」より多収で、耐冷性は "やや強" である。白米アミロース含有率がやや高く、製パン用米粉としての用途に適性がある。

主要特性

  1. 「ゆきふわり」は、耐冷性の強い「北海302号(のちの「ゆきさやか」)」に多収の加工用品種「ふくひびき」を1回戻し交配して育成した「羽系1870」に、「ふくひびき」を交配して育成した米粉用品種である。
  2. 育成地における出穂期及び成熟期は「ふくひびき」より4~5日ほど遅く、「ひとめぼれ」と比べると出穂期は2日ほど早く、成熟期は2日ほど遅い。寒冷地中部では出穂期及び成熟期が "中" に分類される。
  3. 稈長は「ふくひびき」より短く、穂長、穂数は「ふくひびき」と同程度である。
  4. 耐冷性は「ふくひびき」より明らかに強く "やや強" である。耐倒伏性は強く、多肥条件でもほとんど倒れない。
  5. 玄米収量は、「ふくひびき」より約7%、「ひとめぼれ」より20%以上多収である。
  6. 穂発芽性は "やや易" 、葉いもち圃場抵抗性は "やや弱" 、縞葉枯病には罹病性である。トリケトン系4-HPPD阻害型除草剤には "非感受性" である。
  7. 白米のアミロース含有率は18~20%程度で、「ひとめぼれ」よりやや高く、「笑みたわわ」、「ミズホチカラ」よりやや低い。
  8. 湿式気流粉砕によるデンプン損傷度は「笑みたわわ」、「ミズホチカラ」と同程度である。

栽培適地

東北地域中部以南

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
38230
(2025年10月10日)
2026年3月 2日

交配組み合わせ 旧系統名
羽系1870 / ふくひびき 奥羽452号