品種詳細

キヨミドリ

「キヨミドリ」は成熟後も子実の種皮と子葉が濃い緑色をした青豆です。「フクユタカ」に比べ短茎で、成熟期がやや早く、子実収量は少ないですが、子実の緑色を活かした豆腐原料等として利用出来ます。

子実の外観と断面

豆腐の色調

主要特性

  • 「キヨミドリ」は「黄粉豆-2」を母、「群馬青大豆」を父として交配して育成された品種です。
  • 成熟期は「フクユタカ」に比べやや早く、生態型は"中間型"に属し、栽培適地は九州です。
  • 「フクユタカ」に比べ短茎で、裂莢の難易は"やや難"と優れています。
  • 成熟後も子実の種皮と子葉が濃い緑色をした青豆で、その豆腐は「フクユタカ」に比べ柔らかいものの、豆腐の外観は薄緑色を呈し、風味に優れています。
  • 「フクユタカ」よりもショ糖含量が高く、また、特徴的な香りがあるため枝豆としても美味しいです。

eru3

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
9833
(1997年4月24日)
8647
(2001年2月 9日)
20年
(満了日:2021年2月 9日)
交配組み合わせ 旧系統名
黄粉豆-2/群馬青大豆 九州128号