品種詳細
シュウリュウ
ダイズ「シュウリュウ」は東北地域における成熟期が中生の早でダイズモザイクウイルスと倒伏に強い系統であり、子実は白目大粒で豆腐などの加工に適する。
主要特性
- 「シュウリュウ」は、2001年、極大粒の「東北143号」を母、高蛋白質含量でダイズモザイクウイルス抵抗性強の「刈系675号」を父とした人工交配から育成された品種である。
- 東北地方における成熟期は“中生の早”で、収量は育成地の「リュウホウ」および採用予定の岩手県の「スズカリ」と同等~やや多く、同県の「ナンブシロメ」よりかなり多い。
- 倒伏・青立程度、最下着莢位置、裂莢性から見た機械化適性は、「リュウホウ」および「スズカリ」と同等である。
- ダイズモザイクウイルスに対する抵抗性は「スズカリ」および「ナンブシロメ」より強い。
- 子実は白目で「スズカリ」および「ナンブシロメ」より大きい“大粒の小”で、蛋白質含量は「スズカリ」より高く「ナンブシロメ」並で、豆腐などの加工に適する。
栽培適地
東北地域
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
---|---|---|---|
28282 (2013年6月11日) |
2013年10月 8日 | 24104 (2015年3月20日) |
25年 (満了日:2040年3月20日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
東北143号 x 刈系675号 | 東北166号 |