品種詳細

とりいずみ

とりいずみ

はとむぎ「とりいずみ」は暖地で発病の多い葉枯病に強い品種です。不稔粒が少ないので良質な茶が製造出来ます。なお、「とりいずみ」は中生なので関東以西の広い地域で栽培出来ます。土壌が乾燥しやすい地域でも不稔粒の発生が少なく、収量は「あきしずく」並みの多収です。

主要特性

とりいずみ

  • 「とりいずみ」は成熟期が「あきしずく」より1-2日遅い中生種です。

  • 葉枯病には栽培品種中で最も強い品種です。葉枯病による不稔粒の発生は「あきしずく」より少ないです。

  • 少雨の年でも不稔粒が少なく、収量は「あきしずく」並みの多収です。

  • 不稔粒が少ないので、良質なはとむぎ茶が製造出来ます。

  • 栽培適地は関東以西の広い地域です。東北地域には不適です。鳥取県東部地域、福岡県久留米市で作付けされています。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
26196
(2011年8月10日)
2011年11月21日 22472
(2013年3月25日)
25年
(満了日:2038年3月25日)
交配組み合わせ 旧系統名
九州3号