東日本大震災への対応
津波・地震対策研究
東日本大震災では、地震と共に太平洋沿岸部で大規模な津波が発生し、その被災農地は全国で23,600haに達しています。また、被災農地の85%は我が 国のコメの3割を生産してきた東北地域の水田です。この食料生産地域を早期に再生するために、これまでに開発されてきた先導技術を導入し、高能率・安定多 収を実現する低コスト大規模水田農業の実証研究を行います。また、水田のような基盤整備が不要な露地園芸を導入することで、東北太平洋側に適した露地野菜 の生産を定着・拡大させるための研究を行います。
津波・地震被害対策研究
食料生産地再生のための先端技術展開事業として下記のような課題などに取り組んでいます。
- 土地利用型営農技術の実証研究
- 大規模施設園芸技術の実証研究
- 路地園芸技術の実証研究
- 被災地における果実生産・流通技術の実証研究
- 被災地における農産加工技術の実証研究
- 農村地域における未利用エネルギー利用実証研究
- 減災・防災システムの開発・実証研究
- 技術・経営診断技術開発研究
- 生体調節機能成分を活用した野菜生産技術の実証研究