令和6年能登半島地震における農業被害の 復旧・復興からの参考技術情報

被災農地の塩分管理のためのモニタリング技術

  • 令和6年能登半島地震により、津波被災農地が発生しています。本資料では土壌水分・ECセンサを用いて、簡便に被災農地の塩分測定を行う手法を紹介します。
  • 現場で実施できるセンサーによる簡易な土壌塩分(EC)測定ペースト状もしくは湿潤状態の土壌をビニル袋内で圧縮し、安価なECセンサー(HANNA社、HI98331)を用いて、現場で従来法に近い精度での測定ができます。
  • センサーによる土壌塩分(EC)を経時的にモニタリングする技術 土壌水分量と電気伝導度、地温を同時に計測できるセンサーを活用すると非破壊で経時的な土壌塩分(EC)の推定が行えます。

図1 従来法との測定値の近似性
(縦軸:従来法 横軸:ECセンサーの利用)

図2 土壌塩分モニタリング技術

(参考URL)

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